先日、千代田区九段下にある平野総合法律事務所の山田康平弁護士を講師にお迎えし、勉強会を開催しました。
今回のテーマは、いま社会問題となっている「所有者不明土地の解決事例」です。
◆セミナーの内容
「所有者不明土地」という言葉は、ニュースなどで耳にする機会が増えていますが、
実際にはどんな問題が起き、どう解決されているのかをご存じの方はまだ少ないのではないでしょうか。
山田先生は、これまで手掛けてきた解決事例を紹介しながら、問題の実態をわかりやすく解説。
さらに、最近行われた法改正のポイントについても、
「なぜ今この対策が必要なのか」「これからの実務にどう影響するのか」が具体的にイメージできるような解説でした。
司法書士や行政書士といった他士業の方とも、活発な意見交換の場にもなりました。
実務家同士だからこそ聞ける「現場のリアル」に触れることができ、大変有意義な時間でした。
◆講師・山田康平弁護士のお人柄
今回のセミナーがとても和やかな雰囲気になったのは、山田先生のお人柄あってこそですね。
山田先生はとにかく話しやすい!
専門的な内容なのに、かみ砕いて説明してくださるので、難しい法律の話でも自然と理解が進みました。会場もリラックスした雰囲気でした。
参加者からの質問にも一つひとつ丁寧に答えてくるため、「もっと聞いてみたい!」という気持ちになった方も多かったようです。
実は、山田先生は大のワイン好き。
気取らずカップワインも楽しんでしまう庶民派という一面もあります。
そうした親しみやすさが、専門家でありながらも距離を感じさせない理由かもしれません。
◆さいごに
「所有者不明土地」というテーマは、一見すると自分には関係のない遠い問題に思えるかもしれません。
しかし、実際には、相続や不動産の管理など、誰にとっても身近な場面で直面する可能性がある課題です。
今回のセミナーを通じて、
「問題が起こる前にできる準備がある」
「生前からのちょっとした工夫で、将来のトラブルを防げる」
ということを学ぶことができました。
最後に、講師を快諾してくださった山田康平弁護士に、心より感謝申し上げます。