年末が近くなりました。
会社員の方は、年末調整で所得税が還付される方が多く、ちょっとしたお小遣いを貰った気分になりますね。

ふるさと納税や医療費控除のため、事業のために確定申告をするかたも多いですね。
国税庁で、2020年分の確定申告内容が発表されています。今日は、申告の方法について覗いてみましょう。

⾃宅からのe-Tax がスタンダードに 〜⾃宅からのe-Tax が135 万人増加〜

確定申告会場への来場や税理⼠への依頼をせず、国税庁HP『確定申告書等作成コーナー』や各種会計ソフトを利⽤して⾃宅から納税者⾃⾝により e-Tax で申告書を提出した方は、令和元年分の約1.7倍となる321万人で、約135万人増加。

⾃宅から納税者⾃⾝により e-Tax で申告書を提出した方の数は、税務署の確定申告会場で所得税等の申告書を e-Tax 又は書面で作成・提出した方の数に迫る水準となりました。

 

スマホ申告の利⽤状況 〜⾃宅からのスマホによるe-Tax が100 万人を突破〜

⾃宅からスマホを使ってe-Taxで申告した方は102万人。令和元年分から約2.2倍に増加。

特に、マイナンバーカードを利⽤してスマホから申告した方は43万人で、令和元年分から約7倍に増加。

 

e-Taxを利用することのメリットは何でしょうか。

申告が24時間いつでも可能
還付が早い
生命保険料控除の証明書の添付が省略できる
マイナンバーに関する本人確認書類についても、e-Taxで送信すれば提示又は写しの提出が不要

などです。

2021年分の確定申告について、2020年分と同様にe-Taxを利用して申告する人の増加が予想できます。スマホを利用した申告も、今後どんどん増えていくと思われます。

デジタル化に乗り遅れたくはないのですが、だんだんと難しいなあと感じる今日この頃です。